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良いシャンプーの見分け方

こんにちは、しまだです。
前回は、シャンプーの種類についてお話しました。
洗浄力や使用感、求めるものはみなさんそれぞれですが、自分に合うかどうかが一番大切です。

 

良いシャンプーかどうかを見分けるには、成分表示を見ましょう。
多く配合されている順に書いてあります。
まず一番目が水。次に洗浄成分である界面活性剤です。(だいたい4~5つがこれです)

 

なるべく避けたいのは「高級アルコール系」に含まれるラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなどです。
洗浄成分が強く、刺激も強くて、乾燥しやすいためです。

 

石けんシャンプーも刺激は少ないとはいえ、皮脂を落とす力が強すぎる場合があります。

 

髪や地肌に優しい成分としては、「アミノ酸系」と「ベタイン系」です。
・アミノ酸系
ココイルグルタミン酸、ラウロイルグルタミン酸、ココイルメチルラウニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa
・ベタイン系
コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン
これらは、適度な洗浄力で髪にも優しく、補修効果などもあります。

 

髪の質、地肌の状態によって、良い悪いというより合う合わないはあるかと思いますが、良いシャンプーとは「安心して安全に使えるかどうか」だと私は思います。
シャンプーの主な成分が洗浄成分ですから、アミノ酸系、ベタイン系であるのか、補修成分が入っているか、また使い心地、香りが自分に合っているかどうかが大切です。
補修成分については、また後日お話しますね。

シャンプーの種類

こんにちは、しまだです。
最近「どんなシャンプーが良いですか?おすすめですか?」と聞かれることが多くなりました。
様々なシャンプーの種類があり、どの製品も魅力的なキャッチフレーズとともに販売されているので、迷ってしまう気持ちはすごくわかります。
そこで、今回はシャンプーの種類についてお話します。

 

ドラッグストアなどで安価で売っているものの多くは、「高級アルコール系」、環境にやさしい体にも良いと思われている「石けん系」などがあります。
コマーシャルやイメージが先行して、ハーブ系、オーガニック系、ノンシリコン、今流行りのボタニカル系などさまざまですが、その成分がその製品にどれほど入っているのでしょうか?
良いものかどうかは、成分を見る、成分を知るということです。

 

シャンプーのほとんどは、水。その次が洗浄成分である界面活性剤です。この界面活性剤が重要なのです。安価な「高級アルコール系」は、健康な頭皮なら問題ないのですが、洗浄力はとても強く、皮膚の弱い方には注意が必要です。「石けん系」は、イメージとしては肌には良いと思われがちですが、弱アルカリ系であり、髪はきしみやすく石けんカスが頭皮に残りやすいです。「アミノ酸系」は、いろいろありますが、刺激は弱くマイルドです。洗浄力は少し弱いですが、安心安全な成分です。そして、補修成分である加水分解シルク、加水分解ケラチンなどさまざまありますが、このような成分配合も重要です。アミノ酸系もいろいろ知っておくと、その成分と効能はすばらしいものです。

 

おおまかな「アミノ酸系」「高級アルコール系」「せっけん系」の特長をまとめます。

 

●アミノ酸系
(特長)人間の体となじみやすく、頭皮や髪への負担が軽い
(洗浄力)優しい
(脱脂力)やや弱い
(主な成分)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム・ココイルグリシンナトリウム・ココイルグルタミン酸ナトリウム など
(おすすめのタイプ)アレルギー体質の方・敏感肌の方・洗髪直後に頭皮が突っ張る方

 

●高級アルコール系
(特長)香りがよく、泡立ちが良い。低価格で販売されている。
(洗浄力) 高い
(脱脂力) 高い
(主な成分)ラウレス硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸アンモニウム・ラウリル硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸アンモニウム・ポリオキシエチレンアルキルエーテル など
(おすすめのタイプ)頭皮が健康な方・頭皮がベトベトしがちな方

 

●せっけん系
(特長)皮膚への刺激は少ないが、洗浄力が高い
(洗浄力) 高い
(脱脂力) 高い
(主な成分)せっけん素地・脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム など
(おすすめのタイプ)頭皮が健康な方・頭皮がオイリー気味の方

 
 
私がおすすめしているのは、なんと言っても、「アミノ酸系」のシャンプーです。