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山茶花 さざんか 咲いた道♪

いよいよ令和元年も残すところ5日、光陰矢の如しですね。

これからの季節、庭先や垣根に椿の花が目立ちます。同時期には山茶花も競って花をつけます。椿と山茶花はよく似ていて同じようにみえますが、全く別物。その違いのポイントは花の散り方と葉っぱの形状でしょうか。
ほとんどの椿(カメリア)は花ごと落ち、山茶花(さざんか)は花びらがパラパラと落ちる。京都北野天満宮近くにある地蔵院や奈良の三名椿のある伝香寺の散り椿は例外です。もう一つわかりやすい特徴は椿の葉は艶があり少し大きめ、山茶花は葉がぎざぎざで葉の元に産毛があります。椿と山茶花は古くから人々に親しまれ、真冬に咲く数少ない花ですのでじっくり眺めてはいかがでしょう。
おまけ、「寒椿」「冬椿」は冬の季語であるが、「花椿」は春の季語。微妙だなぁ。

 

白い山茶花は満開になると高貴な白い花びらで包まれるが、蕾の時にうっすら紅色がのぞくものもある。

2019年12月27日
私も愛用者、お客様の気持ちを理解できる

もうすぐお正月、今年は暖冬でしょうか、寒さもそれぼどなく冬らしくないですね。私は12月まで福岡本店、周南店(山口)を担当、1月からは福岡本店、長崎店の担当になる才津です。
 ミキでは男性用、女性用そして医療用と製品がいろいろあります。男性の私ですが、女性のお客様を応対することも多く、言葉遣いに気を付けています。
 お客様からの話題で趣味のことやご家族のことがあればいろいろ伺ったり、また大切なウィッグですから、少しでもコンディションよく長く利用していただきたいので手入れのことをお話しします。私自身、全頭のウィッグを利用しており、お客様と気さくにお話ができるのはではないかと思います。
 ミキのスタッフはほとんど理容、美容師として仕事を経験してもっと専門的な技術を学びたくてこの仕事についています。
終わりに笑顔をいただくときは仕事冥利に尽きます。

 

 

髪の長さを調整している様子です

 

2019年12月26日
水仙の花と葉の高さ、微妙ですね

軍艦島が眺められる野母崎の水仙公園は12月下旬から1月中旬、一面水仙の丘

 

 先日お茶の稽古で床に水仙がありました。師匠から花と葉先の位置が季節で違うという話がありました。節分を迎えるまでは花の位置(高さ)が葉先の方がより下にくるように活けるそうです。水仙は葉組みといって活ける時に花、袴、 菜っぱに分けるなど決まりがいろいろあります。ネットで調べると水仙は戦国時代から茶花として用いられ、椿、菊、梅に次ぐ四番目の冬の代表的な花だそうです。特に水仙は小堀遠州が好んだそうです。
 季節の風雪を貴ぶ茶道において雪の白さにも似た冬の花、水仙の透明感が茶人の心を魅了するのでしょう。今度出会ったら、水仙をちゃんと見てみようと思います。やはり日本の文化って奥が深いです。

2019年12月07日