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水仙の花と葉の高さ、微妙ですね

軍艦島が眺められる野母崎の水仙公園は12月下旬から1月中旬、一面水仙の丘

 

 先日お茶の稽古で床に水仙がありました。師匠から花と葉先の位置が季節で違うという話がありました。節分を迎えるまでは花の位置(高さ)が葉先の方がより下にくるように活けるそうです。水仙は葉組みといって活ける時に花、袴、 菜っぱに分けるなど決まりがいろいろあります。ネットで調べると水仙は戦国時代から茶花として用いられ、椿、菊、梅に次ぐ四番目の冬の代表的な花だそうです。特に水仙は小堀遠州が好んだそうです。
 季節の風雪を貴ぶ茶道において雪の白さにも似た冬の花、水仙の透明感が茶人の心を魅了するのでしょう。今度出会ったら、水仙をちゃんと見てみようと思います。やはり日本の文化って奥が深いです。