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山茶花 さざんか 咲いた道♪

いよいよ令和元年も残すところ5日、光陰矢の如しですね。

これからの季節、庭先や垣根に椿の花が目立ちます。同時期には山茶花も競って花をつけます。椿と山茶花はよく似ていて同じようにみえますが、全く別物。その違いのポイントは花の散り方と葉っぱの形状でしょうか。
ほとんどの椿(カメリア)は花ごと落ち、山茶花(さざんか)は花びらがパラパラと落ちる。京都北野天満宮近くにある地蔵院や奈良の三名椿のある伝香寺の散り椿は例外です。もう一つわかりやすい特徴は椿の葉は艶があり少し大きめ、山茶花は葉がぎざぎざで葉の元に産毛があります。椿と山茶花は古くから人々に親しまれ、真冬に咲く数少ない花ですのでじっくり眺めてはいかがでしょう。
おまけ、「寒椿」「冬椿」は冬の季語であるが、「花椿」は春の季語。微妙だなぁ。

 

白い山茶花は満開になると高貴な白い花びらで包まれるが、蕾の時にうっすら紅色がのぞくものもある。