あるバッタの話

こんにちは、しまだです。

先日、教えてもらった話しです。

ある町に一匹のバッタがいました。

名前を「いきあたりバッタリ」と言いました。

毎日そのバッタは気ままに生きていました。

ある日、気がつくと体中にシミが出ていました。

お医者様は「苦シミ」と「悲シミ」のシミだと言いました。

果物を食べなさいと言われました。

柿を食べました。しかし治りません。

お医者様は「あなたが食べた柿の名前が悪い」と言われました。

それは「もガキ」と「あガキ」という柿だというのです。

もうバッタリいかんということで、

「それはどうすれば良いか」と尋ねると、

「この裏山の崖を登りなさい」と言われました。

その崖の名前は、「命崖」と言います。

苦労してやっとの思いで登ると、

素晴らしい景色が見えて、気持ちが爽やかになりました。

すると不思議にその時から体のシミがすーと消えました。

そのバッタの名前は「ガンバッタ」という名前に変わりました。

どんなふうに感じられましたか?

この話しの作者は、中学生だそうです。

2016年07月21日