コロナの影響で中止が相次いだ花火大会ですが、今年は開催されるところも多くご家族やお友達と楽しんだ方も多いのではないでしょうか。私も今年花火大会に行ったんですが、色とりどりの花火っていつ見てもきれいですよね。あの色とりどりの花火ってどうやってできてるのってふと頭をよぎりました。こういうことに詳しい友人がいたので、聞いてみました。
まずは『花火の色』
色は「炎色反応」を利用しているからなんですって。炎色反応とは、金属を炎の中に入れると、それぞれの金属元素特有の色を示す反応のこと。でも、金属は金属でもアルカリ金属やアルカリ土類金属や、銅などの金属にしかこの反応は現れません。例えば、ナトリウム→黄色、カルシウム→橙色、リチウム→赤色、銅→緑色になるそうです。仕組みはわかりますが、不思議ですよね。
次は『花火の音』
花火が打ちあがる前のひゅるる~という音。あれは花火に備えられた笛が鳴っているだけだそうです。風を切っている音だと思っていました。盛り上げるため演出なんですね!
花火大会といえば、大声で叫びたくなるのが『たーまやー』ですよね。これは昔、活躍していた花火師が「玉屋一郎兵衛」や「鍵屋弥兵衛」という人達で、この腕利きの花火師の屋号が現在でも花火があがると「たーまやー」「かーぎやー」といわれているんだとか。
まだまだ暑い日が続きますが、童心に帰って花火を楽しんでみてください。