冬の夜空

一段と寒くなってきましたね。外に出るのが億劫になってしまいがちですが、先日あまりに月明かりがきれいで夜空をしばらく眺めてみました。プラネタリウムに行って、星に関するお話や情報を聞くのもとても楽しいですが、この光は何年かかって地球に届いているんだろうとか、この星は何の星座かなって思いを巡らせながら、観察するとなんだかロマンを感じます。

 

冬の星がよく見えるのは、様々な理由があるみたいです。

一つは空気が乾燥しているから。人にとって乾燥は大敵ですが、天体観測には、大気中の水蒸気が少ない方が透明度が上がり、よく見えるんだそうです。

二つ目は、夜の時間が長く、気温や湿度が低いこと。また、木枯らしの吹く冬は他の季節に比べて一層星が瞬くんですって!

三つ目は、一等星の数が多いからだそうです。春は3つ、夏は4つ、秋は1つ、そして冬は7つもあるんです。皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、オリオン座のペテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスが作る「冬の大三角形」が南の空に輝いています。

 

皆さんも暖かい服装とホットコーヒーで、ゆったり冬の夜空を楽しんでみてはいかがでしょう。

2023年12月14日